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2023年12月13日、マラネッロ発 - 1973年以来、戦略的パートナーであるフェラーリとフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)は、その歴史的関係に新たな一歩を踏み出しました。

フェラーリ E ラボは、PMIと共同で両社の技術力を結集し、エミリア・ロマーニャ州の中で30km離れたところにあるマラネッロとクレスペラーノのそれぞれの生産施設において、脱炭素化を支援する新しいエネルギー関連技術を発掘・探求します。

このパートナーシップは、再生可能エネルギーの発電、貯蔵、変換における産業電化に貢献する主要なソリューションを評価することを目的とし、最初の研究は、長期エネルギー貯蔵技術の実行可能性を探るもので、2024年の第3四半期までに完了する予定です。

フェラーリの最高経営責任者であるベネディット・ヴィーニャは次のようにコメントしています。「パートナーシップ50周年を迎える今年、フェラーリとPMIはオープン・イノベーションの精神に基づき、両社の仕事を発展させていきたいという思いを共有しています。両社は産業プロセスにおけるエネルギー利用を開発し、最適化するための新しい技術ソリューションを共同で研究していきます。異なる部門から高度に専門化されたチームを結集させることで、我々は多くのことを学ぶことができます。」

PMIの最高経営責任者であるヤチェック・オルチャックは、次のようにコメントしています。 「PMIは、フェラーリとの長年にわたるパートナーシップに新たな章が加わり、両組織の新たな協力分野が確立されることを歓迎します。私たちは、イノベーションとこのイニシアティブ、そして先駆的なエネルギー関連技術ソリューションの開発に対する共通の情熱で結ばれています。」PMIのオペレーション担当シニア・バイス・プレジデントであるスコット・クーツは語りました。「私たちはフェラーリとの協力、特に電化が実行可能な解決策を提供しない製造用途における燃料源としての低炭素水素の可能性の探求を楽しみにしています。当社の脱炭素化への3つのアプローチには、化石燃料消費量の削減、自然エネルギーへの転換、不可避排出量の相殺が含まれます。このパイロットを通じて、水素が我々の戦略において果たしうる役割を探ることを目的としています。」

フェラーリは、2030年までにカーボンニュートラルを目指しています。