2020年4月30日、マラネッロ発 フェラーリN.V.（以下「フェラーリ」）（NYSE / MTA 証券コード：RACE）は、レースで行う動作確認の周回になぞらえて「インスタレーション・ラップ」と名付けた期間を開始し、5月4日（月）からの生産再開に関わる従業員を主な対象とした安全教育を実施します。

フェラーリは、この重要な期間に数日を割き、「バック・オン・トラック」プログラムと並行して、生産再開の前に、従業員を対象とした研修会を行うことを決めました。とりわけ、あらゆる健康上のリスクを避けるために必要な最善の予防策を学びます。

フェラーリは、各作業エリアの入口でチェックを行い、個人用防護具を支給し、共用エリアを共有する際のルールを設定します。また、作業環境を変更したほか、スムーズで安全な職場復帰のための最善のツールをスタッフに提供しています。例えば従業員には、仕事に復帰する前に任意で受けられる血清学的テストが提供されています。

政府の最近の方針に沿って、フェラーリではマラネッロとモデナの工場を5月4日から徐々に再開し、5月8日（金）からフル生産に戻る予定です。

テレワークが可能な企業活動については、今後数週間も通常どおり継続していきます。